中山そーじろブログ

we do not stop playing because we grow old, we grow old because we stop playing.

GW 天狗岳登山

どーも!中山そーじろです。

 

 

ある日、

 

「GW後半、私と健は実家と親戚の家行ってくるからどっか遊んできたら?」

 

と奥さんが言いました。

 

 

「……マジ?マジ!?マジで行って来ていいの!?」

 

ということでGW後半はひとりの時間を与えられた。

 

 

そしたらやることは決まっている、フェスでもキャンプでもない、

 

「山登り」

 

神龍が出てきて「望みをひとつ叶えてやろう」と言われたら「山登りしたい」である。

私は山登りが大好きなのです。何気に日本の標高トップ10の山々は全て登頂したりしている。

 

もう4年ぐらい本格的な山登りをしていなく、体力も、感覚も、判断能力も、何もかもが落ちているため北アルプスなどは行ったら死んでしまう。今では八ヶ岳の横岳、赤岳も厳しいだろう。でもなるべく高くて気持ち良い山に登りたい。そんな時は…

 

八ヶ岳 天狗岳(標高2646m)」

 

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ここに限る。

 

初めて登った本格的な山でして、登山口はウチの実家から車で30分という近さ、何よりも何度も登った山なのでどんな天気になったとしても不安は少ない。

 

私にとっての“母なる山”なのです。

 

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万が一でも帰りが暗くなったら大変なので朝5:30、夜明けと共にクライムオン!

 

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もう北八ヶ岳と言えば、

 

「苔」

 

ナウシカの次ぐらいに苔が好きだと自負している私ですが、この「苔の森」は何度歩いても本当に気持ち良いのです。

 

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苔の本格的なシーズンは6月後半ぐらい?

梅雨でいっぱい雨を浴びた苔たちがキラキラと輝き出すのです。

そのキレイさと言ったらもう…

 

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 また6月後半に来たい。

 

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雪が出てきました。

鼻で息吸って、ゆっくり口から出す。

それを繰り返していくと、どんどん汚れた自分が浄化されていく気がします。

 

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安全第一、プラス氷ツルツルな道で滑らないように気を使ってると余計な体力を消耗するのでさっさとアイゼン投入。個人的に6本爪タイプが好きです。

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石見岩に到着。岩登りの感覚もめちゃ鈍ってる。

今の状態で大キレットとか言ったら死んじゃうだろう。

 

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天気がどんどん回復してきた。白駒池もキレイ。

 

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しかし風が死ぬほど強い。

写真じゃわかりませんがかなりの風がビュービュー吹いています。

 

そして何よりも、クソ寒い!!

 

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通り過ぎる人の声も聞こえないほどの風。

風圧がすごい。風が冷たすぎて耳がちぎれそうだ。

いやーやっぱ山は厳しいですな、これぞ山。

 

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結局完全防備しなくては登れず。

風の強さにオジーちゃんオバーちゃんクライマーたちは「飛ばされちゃうわ~!」とどんどん撤退していく。

 

気温は氷点下でしょう。ペットボトルの水が凍っていたので。

風が強いので体感気温はマイナス15℃とか?

 

私も「こりゃー撤退かなー」と不安になりつつ、

「まぁ、上に出るまで危険箇所もないから行けるトコまで行くか。安全第一、危なそうなら即撤退で行こう。」とマイペースに登る。

 

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見えた天狗岳!上のあの雲が飛ばされてくれれば行ける!

 

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完全に見えたー!左が東天狗、右が西天狗です。お久しぶりー!!

 

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しかし寒い。フードが取れません。

 

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腐り雪のためしんどい。天狗でこんな疲れちゃうなんて、体力も筋力も無くなったもんだ。まぁ前は毎日スクワットしてたしな~。

 

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なかなかの傾斜ではある、が雪が腐ってるので滑る心配はなし。天狗は絶景なトレイルなのに初心者向けなので本格登山始めたい人にとてもおススメ。

 

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ふい~、着いた着いた、山頂です。

 

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山頂着いたらラッキーなことに風も弱まり天気も最高!

天狗には山頂に特等席があるんだけどそこ座れたので優雅にコーヒーを淹れる。

 

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イエーイ!!山頂コーヒー!!

 

赤岳も阿弥陀岳もとてもキレイに見えます。絶景の中で飲むコーヒーは最高。

 

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八ヶ岳は毎回良い天気だなー。

 

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南八ヶ岳への縦走道。

カッケーなぁ、縦走行きたくなってしまう。

 

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やっぱり山登りは最高でした。

もっともっと登りたい。

しょっちゅう登れなくてもいいけども、コンスタントに一生続けたい趣味です。

海外の山もまた行ってみたいし。

 

浮気も、不倫も、麻雀も、パチンコも、競馬も、風俗も、キャバクラも、合コンも何もやらない私。

 

なので…

 

山登りはこれからもやらせて下さい!!

 

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中山そーじろ(中山企画)

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映画感想文「キッズ・リターン」

どーも!中山そーじろです。

 

今回の映画感想文、観たのは北野武監督の

 

キッズ・リターン」。

 

数ある北野映画の中でベストにあげる人も多いようです。

 

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とにかく…

 

 

強烈な映画」でした。

 

 

観た後に身体の芯に「ズゥーーン」とした重いものが残る感じ。人に寄ると思いますが私は病みました。

 

自分の中での解釈がまとまらず寝つけず、またもっと「ズゥーーン」と重い気持ちになるのをわかりつつも2回目をその日の深夜に観返してしまうほど、強烈な映画でした。

 

とりあえず、私のような軽度であっても「鬱」とかの心の病を持っている人は、観ることをおススメしません。映画から感じる“負”の部分が日常生活にとても影響を及ぼす作品ですので(笑)。

 

心も身体も元気な人にはもちろんおススメです。日本映画史に残るマストな名作でしょう。

 

 

 

今まで北野武監督の作品は観るのを避けていました。

 

なんでかすっかり忘れていたのですが、この映画を観てる最中に思い出しました。

 

昔「BROTHER」を観た時に、その「乱暴さ」に心の弱い私はヤラレ、体調悪くなったのでした。北野映画は表現、描写の仕方が圧倒的に「リアル」で「エグイ」と思います。それが凄いところなのですが私にはちょっと過激すぎる、日常生活に影響が出るぐらいなので避けてました。

 

なので今回観てて、「あー、また観ちゃったなぁ~(笑)」と思い出してました。

 

 

あらすじは、

授業をサボっては悪さをし、フラフラと遊んでばかりのマサル金子賢)とシンジ(安藤政信)の二人の物語。典型的な葛藤しながら将来を模索する若者の青春物語です。

ある日、カツアゲした相手の仲間のボクサーにケンカで負けたのをきっかけに、マサルはボクシングを始めます。

マサルに誘われるままシンジもボクシングを始めます。シンジは才能を開花させ、自分に才能がないことを悟ったマサルはボクシングを辞め、ヤクザの道にはいります。

それぞれの道を進んでいた二人は、シンジがチャンピオン、マサルが組長になったらまた会おうと約束し別れます。

しかしシンジはダメな先輩ハヤシに色々と悪知恵を刷り込まれ、ボクサーとして没落していき、大切な試合でボロ負けてしまいます。

またマサルは組長が暗殺され、会長に対して生意気な口をきいたという理由で、兄貴分からリンチを受け、腕に刀で深い傷をつけられてしまいます。

お互いに何もかも失った二人はまた偶然再会し、高校時代のように校庭を自転車を二人乗りしながら話し、その最後にあの有名な、

 

(シンジ)「マーちゃん、オレたちもう終わっちゃったのかなぁ」

マサル)「バカヤロー、まだ始まっちゃいねーよ」

 

というセリフで終わる、という映画。

 

特に大きなドラマや解説はなく、淡々と物事が映し出されていく。登場人物もリアクションが薄い。最後もあっけない。

 

しかし、

 

しかし、

 

その描き方が逆にリアリティを生んでいて、心の奥に「ズゥーーーン」ときます。非常にシンプルなストーリーだけど、その度に大袈裟でなく、何となく「気持ち悪い、イライラする、何か嫌」みたいな若者の「声にならない葛藤」がとても絶妙に表現されていると思います。

 

 

淡々と無感情で描かれている分、「挫折」が、無慈悲に残酷にドスン!とくる。

 

 

 

私が一番心を掻き乱されたのはストーリーとかではなく、

 

 

でてくる人全員が持つ「強い負の部分」。

 

強いネガティブなものに触れまくると、自分も病むんです。主人公二人の挫折ももちろんですが、その他の登場人物も…

 

組長:

優しく面倒見の良い組長という感じでしたが、人を殺して舎弟に銃を手渡し「これ持って警察行ってこい」と。やっぱヤクザだねと。何でもない自転車フラフラ乗ってるおじーちゃんに打ち殺されるというどうしようもなくあっけない最期。サイテー。

 

殺し屋おじーちゃん:

そのおじーちゃんも人生もう逃げ場なく、でも死ねなく、たぶんはした金のために頼まれるままにその殺しを受けただけでしょう。サイテー。

 

ジムの会長:

面倒見がいいボクシング愛に溢れた人かと思いきや、反則の肘打ちに対し「バカヤロー、そーゆーのは試合でバレないようにやれ!」。シンジが試合でめちゃくちゃに打たれてて「会長、死んじまうよ!」と言われてもタオルを投げるのを拒否する人間。サイテー。

 

ハヤシ(ジムの先輩):

もうとにかくサイテー。さっさとボクシング辞めろ。人に関わるな。

 

コーヒー屋で恋する青年:

やっとコーヒー屋の娘をゲットしたものの、計りのセールスとしてパワハラ上司に「給料泥棒、辞めてくれてかまわん」と言われタクシー運転手に転職。そこでも「メーターなんてどうとでもごまかせるんだから何時間でも稼げるまで乗ってこい」と会社の人に言われ、その後過労で事故を起こし死亡(と思われる)。何のために生きていたのか、サイテー。

 

 

でてくる人が全て、とても濃い「負のオーラ」を身にまとっている。

 

「こいつら終わってんな」と思うばかり。近くにいても決して付き合いたくない人たちばかりなのです。

 

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この映画がわからせてくれるのは、

 

 

人生取り戻せないところまで落ちちゃいかん

 

 

だと思います。

「諦めなければ誰だってやり直せる!」みたいなポジティブなものではない、

 

もうやり直せないレベルというのは確実にあり、そこまで落ちたらもう終わり」という残酷な事実を伝えられている気がしました。

 

 

私が思うに、

これは希望と挫折の青春群像劇なんかじゃない。

そして一番の名言は「まだ始まっちゃいねーよ」ではない。

 

組長の、「ヤクザになんかなっちゃダメだぞ?」であると思う。

 

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マサルがヤクザになった後にジムに現れた時に、背中いっぱいの刺青が印象的に映る。そして最後に刀で切られた腕は思うようにもう動かないことを感じさせる。

 

最後の自転車で二人乗りで校庭を回るシーン。校庭をただグルグル回り続けるのは「未来が見えない二人がずっと回り続ける苦しみの輪」を表現しているのでしょう。

 

 

既に牛乳配達の仕事を真面目にやっているシンジは自転車を漕ぎながら前を向いている。

 

一方職もなく、ヤクザの世界にも戻れないマサルは横を向いている。

 

 

最初に高校時代にマサルが自転車に変な乗り方をしてフラフラ進むシーンがある。これは二人とも、この時は同じ立ち位置で未来に向けて何も定まってなく、フラフラしている状態の表現でしょう。

 

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そして今はシンジが力強くペダルを漕ぎ、自転車は安定している。しかしマサルは横向きで顔は下を向いて乗っているだけ。あのシンジが「おい!勉強やってるか馬鹿ども!」と叫ぶ、マサルはオロオロした表情で「おい、やめろよ」と小さく言う。

 

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もう二人の立ち位置は高校の時とは違うのである。

 

その対比表現のために最初と最後の自転車のシーンがある、としか考えられない。

 

 

マサルはもう自分は取り戻せないところまで来てしまったことをわかっている顔である。

しかしシンジへの愛着は残っている。シンジはそれに気づいていない。

 

 

(シンジ)「マーちゃん、俺たちもう終わっちまったのかな」

マサル)「バカヤロー、(オレはもう終わっちまったけど、おまえは)まだ始まってもねーよ」

 

 

である。そして映画は終わる。なんて空虚で絶望的なラストなんだろうか。

 

 

マサルから見れば高校もなんだかんだ卒業しており、真面目なシンジにはまだ希望がある。しかし高校中退で、素行も悪く、何をしても失敗、背中いっぱいの刺青、元ヤクザ、腕は動かない、そんな自分は「もう終わってる」のを誰よりもわかっているのがマサルである。

 

 

そしてなんで私がそれで病むかというと…

 

 

私はマサルに感情移入したからです。

 

 

自分から新しいものを見つけ「これやろーぜ!」という側。

でも実は後から始めた人の方が才能があり、自分は投げてしまう情けなさ。

地道に努力している人への憧れと、それをごまかすためにバカにする気持ち。

でかいことを言いがちだけど実は自分が一番ビビり。

常に自分に劣等感。そんなマサルが落ちまくって行きついた先が…

 

 

もう取り戻すことはできない場所。

 

 

もちろん私とは状況全然違いますけど

「重なるなー。心あたりあるなー。」と私にとってはマサルの気持ちがとてもリアルに感じるのでした。だから病んだわけです。オレには救いはねーよ。オレにはもう何もねー!と。

 

そんな絶望の中でもシンジに「おまえはまだ大丈夫だよ」と背中を押すマサル、泣けます。

 

 

映画内での唯一の希望は、高校の時から校舎の裏で地道に練習を続けていたお笑い芸人の二人。典型的なイジメられ役なマニアという感じですが、それでもお笑いを辞めずに、最後は劇場でまあまあ受けている場面があります。成功に向かって着実に進んでるのです。

 

やっぱ馬鹿にされようと、イジられようと、諦めたくなろうと、

 

信じて続けたもん勝ちなのだな

 

と言われている感じです。

 

 

 

ここまでが、私「中山個人として」の感想。

そして今では何を見るにしろ、「父親として」という目線があります。

 

その目線ではもちろん、

 

「ヤクザにだけはなっちゃダメだぞ?」です。

 

「もう取り戻せないところはある」という事実をしっかりと受け止め、愛する我が子がそこに向かっていたら本人がどんなに言おうとも、絶対に止めなくては。

 

子供はダークサイドに簡単に落ちます。心当たりあります。「ウチの子は大丈夫」なんてありえない。そのリスクは常にあるでしょう。

 

親として、未熟な子供の知見と判断を、夢ややりたいことを、どこまで応援するのか、どこまで許すのか、どのラインで「否!」と言うか。それは絶対に将来の命題になってくると思います。

 

夢を持って欲しいけども、ちゃんと食えるように現実も見て欲しい」というのが親のわがままだけども正直な思いだと思うので。

 

思春期の子供は親を嫌煙するのは当たり前、ただ親はそれに順じていたら大事なタイミングの子供のサインには絶対に気づけないでしょう。守れない。

 

とりあえずそういった悩みや葛藤、判断の時に、

「なぁオヤジ、ちょっと相談があるんだけどどう思う?」と息子から言ってきてくれるような信頼関係を子供と築いていかなくては!と思ったのでした。

 

アカネが「子供の思春期に見せたい」と言ってたのはこんな親心からなのかなー。

 

 

とにかく(病むけど)傑作です!!

 

We do not stop playing because we grow old, we grow old because we stop playing.

中山そーじろ(中山企画)

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中山、家を建てる「ダイニングテーブルを作る」

どーも!中山そーじろです。

 

絶対に必要なもの、「ダイニングテーブル」。

 

気に入ったものを探していても、6人座れる180mmクラスの無垢の天板で「いいじゃん」と思うものは大体8~10万円程。しかも在庫品じゃないので注文から一カ月ぐらいかかる…

 

…本当は目黒の家具屋とか回って触って一生ものの本当に気に入ったものが欲しいけそんな時間もチャンスもないし、

 

 

……どうすっか……

 

 

……もう自分で作っちまうか!!!

 

 

ということで作ってしまいました!!

 

だーーーーー!!!

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中山家のメインの家具になることは間違いありません。

 

友達を招いてパーティーをしたり、子供が勉強したり、何よりも家族で毎日積み重ねる「食卓」です。中山家の歴史を見守っていく家具。自分で作るからといって半端なものは作れません。

 

シンプルなものですが、今までのものを全て注ぎます!!

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まずは木材選定。ホームセンターでサイズ、材質、木目、価格、加工のしやすさ、硬さなどなど、できる限りの知識を総動員して決めてきます。

 

めっちゃ悩みます。

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決めたらその中でも、傷が少ないもの、木目がカッコいいもの、何よりもソリが少ないなるべくまっすぐなものを慎重に選びます。

 

ソリが激しい素材ですと、後でどんなに頑張っても修正できるものではありません。なんせ今回は非常なシンプルな素材重視の作品。そして素材も長さ3500mm、厚み38mmの超強敵です。

 

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自分のノコギリで寸法通り切れる気がしないのでお店の人に頼みます。ありがたや。

 

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家に運んでくるのもひと苦労。しかしここから地獄が始まります。

 

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地獄、それは「ヤスリがけ」です。

 

安い素材を選んだ以上、それをカバーする労力が必要ということ。

 

安いのにはわけがあるのです。

 

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まずは塗装前のヤスリがけ。

ザラザラな表面をひたすらヤスリかけていき、できるだけ滑らかにします。

 

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無垢の素材拘っているのはですね…

 

「本物の木を感じて生活したい!!」

 

そこの1点です。

 

そして木は自分が頑張れば頑張っただけ答えてくれます。

 

ヤスリがけを初めて約3時間…

 

もう腕は腱鞘炎のようになり、ピクピクと痙攣しています。限界です。

 

しかし!

 

しかし!!!

 

ヤスれば、ヤスるだけどんどん滑らかになっていく表面。

 

その手触りに、「もっと!もっと!」という欲求は止まらず、

 

体の限界を超えてもまだ続けてしまう、という木の魔力。

 

恐ろしい。

 

疲れすぎて吐き気と頭痛をもようしました。

 

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そして塗装。

 

塗装も今回も同じくオイル仕上げです。

 

普通は日常的に使うテーブルのようなものはこのオイルの上にウレタンコーティングをします。

 

ウレタンコーティングをすると、

 

色がうつらない

 

傷がつきにくい

 

コップの輪染みなどもつかない

 

などのメリットがあります。

 

 

しかし同時に…

 

木製家具のフリして

 

自分が触っている表面はただのウレタン樹脂のプラチック!!

 

という事実があります。

 

 

私は全力でそれを無視します。

 

傷も染みも家族の生活の歴史です。

 

それを残した方が良いし、木の感触を味わいながら家族で食卓囲いたい。

 

本当にヤバくなったらヤスればキレイになります。それが無垢材の良いところ。

 

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次はソリ止め予防用の連結部品。

 

座った時に足が当たっても痛くないように斜め加工します。

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超アナログですがこんな感じ。見た目もよくなるのです。

 

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そしてついに「塗装後のヤスリがけ」。

 

また地獄が始まります。

 

このように3種類の荒さのヤスリを使い分けていきます。

 

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キツイ…本当にもうヤダ…

 

ツライ…やめたい…

 

でもどんどんカッコいい木目が顔を出してくれ…

 

表面はなめらかになっていき…

 

ヤスればヤスるほど、カッコよくなっていく…

 

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やめられない!!

 

ということでここでも何時間もひたすらヤスリ。

 

左がヤスり後。右がヤスり前。

 

全然違うんです。好みは分かれると思いますし、それによって塗装の厚みや回数を調整するのですが、ウチの床材の木目と合わせるためにあえて木目は大目に出します。

 

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そんで購入したアイアンのテーブル脚、こいつを装着。

ゴールは近い!!

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ダイニングテーブルは天板だけでもかなりの重量。

 

プラス長い事問題なく使いたいため、連結部分に最強武器「鬼目ナット」を使用。

 

こーゆー知識が職場でいくらでも教えてくれる人がいるってのはいいですね。私の趣味と会社のやってることはリンクしております。

 

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うむ、しっかりついてるじゃないか!安定感抜群や!!!

 

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できたー!!!!

 

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だいぶイメージ通り。

 

ダイニングとリビングは、

 

置けるからって色々置かない、

 

でも必要なものや、好きものは揃っていて、

 

友達呼んでのパーティーなどにも対応できる。

 

 

つまりダイニングテーブルに求めるのは、

 

カッコよくて、

 

シャープで、

 

見た目の圧迫感もなく、

 

場所も最低限、

 

でも大人数にも対応できる、

 

そんなテーブル。

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成功かどうかは、これから椅子とベンチを作って、生活してみてからわかるでしょう。

 

とにかく死ぬほど疲れて、疲れすぎて気持ち悪くて夜も寝れないぐらいでしたが…

 

 

とりあえず満足。

 

GW前半はこれに集中したので、後半戦は外にでるぞ!

皆様、良いGWを!!

 

We do not stop playing because we grow old, we grow old because we stop playing.

中山そーじろ(中山企画)

 

映画感想文「海賊とよばれた男」

どーも!中山そーじろです。

前の映画ですが今回見たのが、

海賊とよばれた男

 

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何の映画なのかさえも知りませんでしたし、ポスターから漂ってくる雰囲気が「自分が観るヤツじゃないな」と思って観てませんでしたが、

岡田准一は色々な映画でてるけど実際役者としてどうなのか?」と思って借りました。前だったらそれだけで絶対観てない、自分も歳とったもんです。


実話に基づいた物語のモデルは出光興産の創業者、出光佐三氏。
石油会社「国岡商店」、その店主の国岡鐵造(=岡田准一)の物語。

戦争で何もかもを失い、残ったのは社員と借金のみ。石油はアメリカが握っており入ってこない。ましてや石統という日本の石油委員会みたいな組織にはいることもできない超アウェイの中で、「社員は家族じゃ、誰もクビにはせん!」「仕事はなかったら作ればええんじゃ!」と強気な姿勢と根性と発想と人情で“エネルギー戦争”を勝ち上がっていくストーリーを主人公の人生を行ったり来たりしながら追っていきます。


とにかく、

「熱い映画」でした。


そして岡田准一は…

俳優としてすごかったです。本物の役者さんだと思いました。すみませんでした。


ジャニーズとかアイドル出身の人って、その人気があるからこそ映画出演のきっかけが掴めるのででしょうが、本格的に役者をやればやるほど「ジャニーズ出身」というお客さんの色眼鏡を外すところから始めなきゃいけないのですごいハンデでしょう。

それは実際に「ジャニーズ出身」の映画がクソなのばかりだからというのもあるでしょうが、俳優・岡田准一にとってV6の岡田というのは「いらない要素」でしかないんだろうなと思います。

そんな壁を努力で超えてきた、すごい役者さんなのだと思いました。


とにかく「声がでかい」「存在が重い」


そこだけでも観る価値がある映画だと思います。もう私が言いたいのはそこだけです。

あそこまで声がでかくて、どっしり存在感のある主人公の映画って最近観たことありません。


「船ェー!!!出せーい!!!!!」


観てみればわかりません。声のデカさが一番の見どころです。



気に喰わなかった点はですね。
これが美談なのか、それともブラック企業なのか、その判断を受け手に授けずに「美談です」と映画側が先に言っちゃってるところです。

何で海賊ってよばれたかと言うと、
灯油を使っているポンポン船のエンジンに、それより安い軽油も使えると気づいた主人公が、陸上だと既存の販売網が確立していて全然新規参入できないので、船に軽油積んで海の上でバレないように売りまくるというところからです。

そしてでた言葉が「海には線ないじゃろーがー!!文句あるかー!!」です。


そして戦後、日本に石油を輸入するためには海軍燃料タンクの底に残った石油を全回収することがGHQの条件でした。それは劣悪且つ危険な仕事でどの会社もできず、国岡商店の社員も「こんなん無理じゃー、死んでまう」となりますが、店主は「続けろ」と。

その後店員の1人が笑顔で「戦争に比べたら、このくらい大したことはありません!」と。

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アメリカからの石油の入手が全て停止され八方ふさがりになった状況では、当時大英帝国の影響化にあったイランのアバダンに石油の買い付けをタンカーで行かせます。現地では拿捕されたり沈めさせられても文句言えない超危険な状況。なのに「船員には黙っていてくれ」と事前には船長にしか目的地は告げず。後から目的地を知らされた船員は、「私たちは戦争での死にぞこないですけ、もう守るものもありません、大丈夫です!」と笑顔。

そして無事帰ってきた時には「国岡のもんがぁ!!油持ってきたでぇー!!!」とドヤ。


今で言うと確実にブラック企業
しかし私はこのようなブラック企業物語はあり、というかむしろ好きなのです。

「社員は家族」「ひとりも見捨てない」「使命のために死ねる」「命をかけろ」「本気を見せろ」

そーゆー感じ、個人的には好きですし、その熱さに心動かされるポイントあります。

何より戦後高度成長を経て、今恵まれた日本で幸せに暮らせているのはそういった方々が熱く頑張って頂いたおかげですから。


家族も顧みず、犠牲にしてでも、
人生を仕事にかけ、やり抜きたいことがある。
本気だからこその信頼関係と熱意と愛がある。

世間ではブラックと言われますが、「人間としての成長」や「人生で得たい達成感」などはこういった現場にこそいっぱいあると思います。前にいた飲食の会社はこういった雰囲気でした。でも私はイキイキと仕事していました。

土日なんか16時間労働とかでした。
毎週朝から営業やって翌朝6時までミーティングとか。
成長スピードあげるために休日の日も毎回店にいってました。

でも不思議と「憧れのあの店長みたいになりたい!」という気持ちで、不満などなく、身体は疲れていても心は軽かったです。「飲食=ブラックというイメージを変えたい!」という会社だったので月に8日は必ず休みありましたし、そんな長時間働かなくてもよい体制ではありました。自分で進んでそれをやってただけです。進んでやりたくさせる雰囲気のある会社でした。


主人公の国岡鐵造は、前の自分の上司にかなり重なりました。

「お前には何が足りてないかわかっとるのか?」

「…熱が足りんのよ!!熱が!!」

には「あれっ?前にオレも言われたな」と。


なのでこーゆー戦後の会社の話などは基本好きな人間です。


美談なのかブラックなのかはお客さんそれぞれの好みと考えと受け取り方の違いでしょう。


しかし残念ながらこの映画は「100%美談」としてやっちゃいました。

最後には、奥さん(=綾瀬はるか)の話も感動的な音楽も情景も、何もかも総動員して客を泣かそうとしてくる。

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確かにキレイでしたけども…

 


一番の感動ポイントだったと思います。

しかしそこで私は冷めました。


これだけ様々な要素があってそれぞれ好きに読み取れるスペースがある映画を、

「100%美談の闘う男たちのドラマ」としてフィナーレまで持ってっちゃうところが…


残念だなー!!

このままわざとらしくいかなければ良かったのにー!


典型的な感動大作、数字取りにいってます感、感じてしまいました。

こーゆーお涙頂戴の展開と演出観ると、「…客を舐めてんな」と思ってしまいます。

信頼してないですよねお客さんを。みんな頭悪いだろうからここまでわかりやすくコテコテにしないと理解して泣けないでしょ?って言われているよう。信頼できてないから委ねられない。なので無理やり感動に引っ張ってくために全部説明して過度な演出しなきゃいけなくなる。


映画「永遠のゼロ」と原作者も監督も主演も一緒らしいのですが、
「永遠のゼロ」もそういった感じなのかな?特攻隊も100%美化?


岡田選手はよかったけど、原作と監督がダメだったんだなー。(よく知らないけど)

と勝手に思いました。


ちなみに岡田選手が良いと言ってもやっぱり「図書館戦争」とかは観ようと思えません。クソな雰囲気があまりにもプンプン過ぎるので。

あと映画にピエール瀧でてるとガッカリします(大体います)。ミュージシャンやタレントとしては大好きなのに俳優のピエール瀧は好きになれません。何故でしょうか。何故かどうしても演技が表面的に思えてしまうのです。ピエール瀧のせいではない気がしてます。なんでだろうか?

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引き続きオススメあったら教えてくださーい!

We do not stop playing because we grow old, we grow old because we stop playing.

中山そーじろ(中山企画)

 

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映画感想文「沈黙 -サイレンス-」

どーも!中山そーじろです。

 

家が建ちまして、暮らし的にもスペース的にも余裕ができ、

 

遂に…

 

大好きな「映画鑑賞」ができるようになりました。

 

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映画はもうずっと全然ちゃんと観れてないですが、高校~大学は苦手な読書の代わりに毎日のように観ていました。

 

ただ観て「面白かった!」で終わると、この歳だと何観たかなんてすぐに忘れてしまって勿体ないので、ここに映画感想文を書いていくようにします。

 

ブログに感想文を書くとなると、ちょっとは映画の舞台や背景などちょっとは調べますし、より深い理解が自分の中に残るんじゃないかなと。

 

 

「思い出があるというのは幸せなことだ。振り返られる思い出があるということはその人生をもう一度体験できるということだ」

 

と愛読書であるマスターキートンにでてくる誰かが言ってた名言ですが、豊かな老後のためにも思い出迷子にならない日記(=ブログ)に残します。

 

「今頃観たの?」という映画ばかりだと思いますが、好きに書いていきます。

 

 

 

今回はマーティン・スコセッシ監督の

 

「沈黙 –サイレンス-」です。

 

 

ずっと見たかったヤツ。

 

「浅野さんだ。窪塚もおる。あれ?カイロ・レンもいるじゃん」と。

 

何よりもマーティン・スコセッシ監督作品。

 

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「タクシー・ドライバー」「ラスト・ワルツ」「ボブディランのノーディレクションホーム」「ローリングストーンのシャインアライト」と、ロック好きにはお馴染みの伝説の監督です。

 

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遠藤周作の「沈黙」をスコセッシが25年温め続けてきた作品とのこと。原作も是非読まんと。

 

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時代は江戸時代。

幕府によるキリシタン弾圧が激しさを増していた17世紀。長崎で宣教師が捕まり幕府の弾圧を受けて棄教したとの知らせを受けた弟子が、「師匠が?そんなことありえない」と確かめに自らも日本へ乗り込む。

現地では隠れキリシタンがいて神父として教えを乞われるが、同時に幕府の弾圧も厳しく。棄教しないものは酷い拷問にかけられて殺されていく。

主人公の宣教師はその姿を見ながら、「何故こんなにも苦しまなくてはいけないのか、神様よ、何故こんなに苦しい試練を与えるのですか」と何度も問うが、神様からの答えはなく、沈黙が続く。あまりにも残酷で厳しい現実を前に、何もできない自分に価値観を根底から揺さぶられ「一体何が正しいのか」、それを見失い、問い続ける人間たちのドラマ。という感じ。

 

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これぞ映画だ!!

 

と思いました。

 

主人公たちの困惑、気が付いたら自分もその中で一緒に悩み、もがいている気分になる。

作品の中に没入でき、体験を共有し、そして個々に委ねられる。

 

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全然楽しめないし、スカッともしないし、とても美しいですが、苦しい映画です。海での磔拷問のシーンなんてこちらも溺れそうになるぐらい苦しくなります。

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そして160分と長い…でも映画ってこれぐらいできる魔法のものだと思ってます。ただ「泣けた!エモい!面白かった!」だけじゃなく。

 

 

「何が正しいのか…」

圧倒的な権力、荘厳な自然、残酷な現実、一面的には解釈できない歴史的背景、生き物のような人の思想や宗教観、人間の未熟さなどを見ながら、

 

キリスト教って、宗教ってなんでしょうね…」と考えざるを得ないし、もっと知りたいと思う。

 

これは勉強すればするほど面白く感じる大傑作だと思います。

 

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キリスト教の布教と言えば小学生に大人気のザビエルさんです。

 

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キリスト教の日本布教ってのは同時に植民地化というのと紐づいており、政治的というか国策支配的な面もあるので「素晴らしい考えのものだ!」「それを信じる人が日本にいるのに無理やり弾圧するなんて幕府や酷い!」とは100%なりません。

 

何故幕府はあそこまでキリスト教を異教徒だと弾圧しまくるかというと、

 

ヨーロッパの国々がまず頭を宗教で洗脳してしまってから支配し、植民地化する。そして奴隷貿易や人身売買などにも利用する。地域をまとめて一揆などを起こさせる。国の富を奪ってく。

 

そういった事例が世界中であったから脅威と見てたんですよね。なので日本という愛国心の方から見ると「国を守るために排除する」というのはある意味納得なこと。やり方は残酷ですが、宣教師は「キリスト教こそ全ての人の真実だ」と決め込んでるのでお互いを理解し合う話にはならない。

 

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あとはそもそもキリスト教と日本の思想文化と相性が根本的に良くない。

 

キリスト教の神様はやはりキリスト。その対象たったひとりが、唯一の神なわけです。天地創造で世界を「つくった」のも神。思考のスタートが神が「つくった」世界、という点から。まぁ人間中心な考えでもあります。自然は二の次。

 

日本は基本は神道でしょう。自然に存在するもの全てに神が宿っていると。日本人にとって世界は「神がつくった」ものではなく、最初から「あった」世界なんです。なので神様はすぐ横にもいるし、心の中にもいるし、そして木を彫って作った十字架の中や、幕府が作った踏み絵の中にも神様がいると思うのです。

 

しかしキリスト宣教師から見たら、木の十字架の中や踏み絵の中にはいない、それは捻じ曲がった信仰なわけです。だから生死がかかった踏み絵で日本人は躊躇しますが、宣教師は「そんなものには何の意味もない、踏め!」と言えるわけかと。

 

そこが宣教師とキリシタンの間でさえも根本にある思想文化が違うので、ミスマッチがでてしまうのだと思います。

 

 

宣教師として来日し、幕府の弾圧を受け、結局布教どころかキリスト教を棄ててしまったフェレイラさんは、「日本にキリスト教の種はあります!それを諦めずに育てるのです!」と必死に訴える弟子に向かって、「この国はすべてのものを腐らせてしまう底なしの沼だ」と言います。

 

 

「すべてのものを腐らせてしまう底なし沼…」って。

 

 

私は高校の時、キリスト教系の学校でして、毎週礼拝堂でお祈りをし、聖書を読み、讃美歌を歌わされておりました。

 

当時から牧師と名乗る黒い衣裳が似合わないオッサンの先生を見て、

 

「なんであんなに偉そうなんだ…」と気に喰わないなと思っていました。

 

 

その理由がわかった気がします。

 

キリスト教はなんか傲慢に映るんです。

 

私の理解は全然足りてないですが、キリスト教は愛や許し、寛容さを唱えるんですが、一方で自らの価値観が絶対正しいという「他者を受け入れない」という性質が強い気がします。「なんでこんな素晴らしい教えが理解できんのだ!野蛮人かー!」みたいな。僕の高校の牧師が偉そうでムカついたという印象が強く残ってるだけかもしれませんが。

 

実際に宣教の名のもとに、異教徒を屈服させ、インカ、アステカ、アフリカなど多くの文化を否定し破壊し、力づくで植民地支配して現地から搾取を繰りかえしてきた。それは歴史的事実でもあります。それを渡しはペルーのクスコという町の石畳を見て実感しました。「これは確実に力でねじ伏せた跡だ、無理やり感がすごい」と。

 

 

日本人は多神教であり、無神教。

なんでも深く理解せずにいろいろな宗教のイベント的なところだけをつまみ食いして過ごしています。

これは一見すごくネガティブに映りますが、

 

私は逆に「世界一、異なる価値観を認める、取り入れる寛容さや、他の信仰や文化に対する敬意を払える、ある意味オリジナルな文化なのではないかな」なんて思っています。

 

 

あなたの立場から見ればあなたが正しい

 

私の立場から見ればあなたが正しい

 

お互いの違いを認め、

 

交わらない部分は尊重し、

 

交わった時は力を合わせ、

 

お互いそれぞれの幸せな生活を送りましょう

 

 

みたいなのって日本人の多くの人が願う思想なんではないでしょうか。

 

日本人が「自分を出すのが苦手」「我慢しがち」「楽しそうじゃない」「自分を押し殺す」「議論が苦手」という性質があるのはこういった思想文化が根本に流れているからだと思います。

 

それはそんなネガティブな面だけでなく、「何事も良い部分と悪い部分が複雑に絡み合って混在している」という真実をしっかりと認識していると思うんです。

 

「清濁併せ呑む」というは、そういった部分を理解した上で受け入れるという“真の寛容さ”ではないかと。自分の価値観が否定されたり浸透していかないのを「この国は何でも腐らせてしまう沼だ」なんて言わないですよ。

 

それが私が日本人のダメだなと思いつつも、愛おしいところだなと思っています。

 

 

とにかく、とても重要な作品で、観て損なないと思います。おススメです!

 

 

「これ観た方が良いよ!」という映画あったら教えて下さい。こんな感じで感想文書きますので。

 

 

We do not stop playing because we grow old, we grow old because we stop playing.

中山そーじろ(中山企画)

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中山、家を建てる「オーディオ棚を作る」

どーも!中山そーじろです。

 

新居の家具作り、改めて第一弾は「オーディオ棚」。

 

 

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日曜大工はですね、ズバリ「うまく考えて作らないとボロく、高くつく」。

 

手作りだからその分安いはず、というのは幻想です。

 

ホームセンターでちょっといい木材とか買っちゃったりするとアッとゆー間に大量生産品の棚の値段超えちゃいます。IKEAの棚とか本当に安い。

 

下手の横好きだと時間も手間もかかるわ、ボロイわ、高くつくわで、良いことありません。

 

最近女性向けのおしゃれDIYの雑誌とか良く見ますが「随分と高くつきそうね~」という贅沢な内容だったりします。

 

なので結構考えて計画立ててやらないと、安くて気に入ったものは完成しません。私も長年「どうしたらもっと良く、安く、楽に作れるのかな~」と考えて工夫してきました。本日は私なりの日曜大工の見解を少し。

 

 

まぁ!好きでやってるんでそれだけで基本はいいんですけどね!

 

 

まずは使用するのはこれ!どこのホームセンターでも一番安いヤツ。どんなものでも基本はこれ以外使いません!(長さが“約1820”なんです。そんな精度の木材なので寸法大変です。)

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端っこに接着剤みたいなスタンプがあるのマジやめて欲しい。塗装は載らないわ、その分寸法狂うわで…

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「DIYは準備と計画が9割!」

キーは“歩留り”です。如何に買った木材が無駄にならないように計画するか。

 

作りたい棚のサイズから必要な木材を割り出すのではなく。

 

買う木材のサイズから最大限に歩留り良く作りたいサイズに近い棚が作れるか!なのです。

 

考え方が逆。この真ん中の部分が捨てる部分、それ以外は無駄なく使えるように設計します。

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なのでホームセンターに木材を買いにいく時点で作りたい棚の設計図しかできてない人は買い出しにめっちゃ時間かかった挙句、結局「思ったより高くついた!」か途中で「しまった木材足りない!」となります。

 

 

これだけの木材を切ったのですが…

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棄てる木材はこれだけ。うむ、予想通りいい感じや。あとは昔つかってた棚をばらしたりなどででた廃材を惜しみなく使います。

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誰も聞いてないのに、こーゆーとこで「おぉ、オレも成長したな」とひとりでニヤニヤするわけです。 そこがDIYの楽しいところ。

 

 

ヤスリは一番重要なとこ。

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木材は安い分、欠けとかいっぱいあって見た目はボロイのですが、それを「味がある」「ビンテージ感ある」という印象にするにはこのヤスリかけが重要。塗装前、塗装後に2種類の粗さの違うヤスリで丁寧に表面や角が滑らかになるまで何度もかけます。

 

 

組立てはいつだって嬉しい。段々形になっていくので。

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そんで塗装。

カラーは一貫して「オイルステイン」を使用。

これが一番好みの色合い、味わいであり、リーズナブルなのです。設置して見えない部分は無駄だし壁紙に色が移っちゃうリスクもあるので(本当は面倒だから)塗りません。貧乏っちゃまスタイルです。

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新居のリビングは床材や幅木も含め、この色で家具を作っていくのと調和するようなイメージで決めていきました。狙ってるのは「どこからが日曜大工なのかわからない」というラインです。

 

 

今回はずっと使う予定なので贅沢に背板もセット。

こちらは木目を活かした薄いオイル仕上げでツートーンカラーを楽しみます。予想ではこれがカッコ良く映るはず。

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中山DIYの助手も塗装だけでなくノコギリカットデビュー。着々と成長しております。

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レコード棚を廃材を集めて作ります。あまり見えないとこなのでハリボテでも通用します。レコードショップと同じように「ディグる」が家でもできるデザインに。

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掃除がしやすく取り出しやすくで、足にキャスターを装着(いつもお世話になってるハンマーキャスター、私の会社のゴリゴリの競合品です)。

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うるさい配線はまとめて…

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背板で隠しちゃう。

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んで完成!!む、大体予想通り、オッケー!!

 

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遂に、遂に待望の、久しぶりにレコードが聴ける環境が!!

 

この時を待ってました。

 

音楽への熱が徐々に回復してきている中、私の今年の思いは、

 

「音楽ともう一度向き合う、音楽を大切に聴く」です。

 

これでスピーカーをあと2つぐらい逆側にも連結すれば、リビングはそりゃー愉快に踊れるノリノリ空間になるはず。楽しみだ!

 

 

今度は健のおもちゃ用の棚の予定です!中山家完成までの道のりは長い、楽しんで作っていきたいと思います。誰か家具作り得意な人いたら是非弟子入りさせて下さい。

 

 

We do not stop playing because we grow old, we grow old because we stop playing.

中山そーじろ(中山企画)

 

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満員電車で行こう

どーも!中山そーじろです。

 

嫌いなものはいろいろありますが、その中の上位に、

 

「通勤電車」があります。特に朝の満員電車。

 

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席の取り合い、横入り、優先席での狸寝入り、急ブレーキで当たってきた人への舌ウチ、臭いおじさん(自分も?)、痴漢警戒でやたらキョロキョロ見回る自意識過剰女子、朝からひたすらスマホでゲームするリーマンたち…

 

あんなに人間が汚れてみえる空間もないと思います。

 

youtu.be

 

 

本当に嫌い。

 

一日の精神エネルギーの60%ぐらいここで削られ、100ポイントぐらいのストレスが溜まります。

 

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大嫌いなので、通勤電車に乗らないでいい職や働き方を考えてましたが、ダメでした。(笑)

 

ならば満員電車に乗らなくて良いように「朝型人間化」を進めてましたが、冬はやっぱり寒くて今回もダメでした。

 

 

しかしこれは諦めずに目指そうと思います。「目指せ朝方人間!」

 

 

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なんでこんなことを書いてるのかと言えば、

 

昨日の帰り、私は疲れて体調も悪かったので珍しく座って帰ろうと思いました。

 

秋葉原駅からのつくばエクスプレスなのでホームで1本分電車待てば確実に座れるのです。

 

待つこと10分程、電車に乗り込み普通に座ります。「疲れた~」と目を閉じると、

 

 

「ハァハァ、ハァハァ、ハァ~…」というタダならぬ息遣い。

 

なんだ?と目を開けると目の前に随分とふくよかな女性が膝を抑えながら辛そうに立ってました。

 

「あら大変そう」と思い瞬時に席を譲ると女性は当たり前のように何も言わずに座り、スマホゲームを始めました。

 

 

大変そうなので何も考えずに譲ったんですが、

 

よく考えてみると…

 

 

この女性も立ってるのが大変なら1本待てば次の電車で座れるけどな…

 

急いでるのかな?(→電車逃せない、でも立ってるの辛い)

 

でも当たり前のように何も言わず座ったな。

 

オレも体調悪くて疲れてるから座ったんだが…

 

そして私が座ろうと思ってホームで待っていた10分程の時間は一体…

 

 

 

 

 

女性は私の目の前でスマホゲームをピコピコ

  

 

 

 

…ピコピコ

 

 

 

 

…こーゆーの考えるのもムカつくのも面倒臭いので、もう電車座るために待ちません。

 

朝も早く起きて空いてる電車乗れるように頑張ります。

 

皆様良い週末を!

 

以上!

 

We do not stop playing because we grow old, we grow old because we stop playing.

中山そーじろ(中山企画)

 

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